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新・麻酔科研修の素朴な疑問に答えます

strong>本, 稲田英一

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によって 稲田英一
4.1 5つ星のうち2 人の読者
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内容紹介 『麻酔科研修の素朴な疑問に答えます』の初版が出てからすでに10年が経過した。その記載の一部は古いものとなったが,「素朴な疑問」であるだけに,現在も十分に通用する内容となっており,今でも広く読まれていることは喜ばしいことである。本書,『新・麻酔科研修の素朴な疑問に答えます』では書き直しを含め103の素朴な疑問を取り上げた。 時代とともに,医療や医学は進歩し,新しい疑問が生まれてくるのも事実である。麻酔法をみても,全静脈麻酔の使用頻度は増加し,揮発性麻酔薬もセボフルランの独壇場であったところに,デスフルランが食い込んできた。日本麻酔科学会による「術前絶飲食ガイドライン」(2012年)や,「気道管理ガイドライン2014」(日本語訳2015年)も発表され,広く用いられるようになってきた。薬物でも,スガマデクスも一般的に用いられるようになって,筋弛緩薬の拮抗の状況も大きく変化した。肺血栓塞栓症のリスクが広く認識されるとともに,薬物溶出性冠動脈ステント挿入患者の増加などもあり,ヘパリン,ワルファリン,新規経口抗凝固薬(NOAC)などの使用も広がり,硬膜外麻酔の使用頻度が減少する状況となっている。輸液療法ではrestrictive therapy,輸血療法ではmassive transfusion protocolなどの概念も広がってきた。本書では,これらの新しい医療・医学に対する疑問も多く取り上げている。 一方で,昔と変わらない「素朴な疑問」も多く取り上げている。ヘモグロビンと酸素の結合,酸素消費量や二酸化炭素産生量,自発呼吸と人工呼吸の違い,換気血流比,呼吸調節,高濃度酸素投与の危険性など,呼吸に関する基礎的問題がまずそれである。一般的な気道管理については,気管挿管の確認法,声門上器具の使用法,カフ内圧の管理,吸気の加温・加湿の意義,術中呼吸管理改善による術後呼吸器合併症の予防などについて。また,臨床的に迅速で的確な対応が必要になる迅速導入に失敗したときの対応,輪状軟骨圧迫に対する最近の考え方,オピオイドによる呼吸抑制などについて取り上げた。毎日使用する麻酔器についても,酸素ボンベ内容量,リザーバーバッグの役割,新鮮ガス流量決定のための要因,気化器の構造などといった問題について解説した。循環器系では,血圧と心拍数変動,心房収縮の意義,冠動脈血流,臓器血流の自己調節能などについて,輸血や凝固系管理に関しては,抗凝固薬・抗血小板薬の周術期管理,プロタミンの使用法,血液製剤の理論的な使用法などについて解説した。周術期管理として,肥満患者,気管支喘息患者,発熱患者,睡眠時無呼吸患者の管理のほか,術後鎮痛法,術後合併症として肺合併症,失明,認知症の進行などについて取り上げた。 「素朴な疑問」の解説には,目から鱗が落ちるようなものがあるのではないかと思っている。素朴な疑問に対する解説を読めば,すっきりとした気持ちで日常臨床ができるのではないかと思っている。日常的になんとなく行っている「ルーチン」が,実はエキサイティングなことだと気づいていただければ,日常臨床がより楽しいものとなるであろう。本書は初心者だけでなく,上級医・教官にとっても有用であると信じている。 是非,自分なりの解答を考えながら,素朴な疑問に立ち向かっていただきたい。 2016年 初夏 稲田 英一 出版社からのコメント 研修医が抱く「素朴な疑問」に真正面から向き合い、Q&A形式で解説し、好評を博したベストセラーテキスト、10年ぶりの増補改訂版。麻酔科診療の全領域を網羅。近年の麻酔法の進展、使用薬物の変化などを踏まえ、大幅更新。かつ雑誌『LiSA』“徹底分析シリーズ"で掲載された疑問を厳選しブラッシュアップ、書き下ろしの新項目とあわせて追加。全10章103問、360頁にボリュームアップ。麻酔科研修医のみならず、上級医・教官も目からウロコの一冊。 著者について 編集:稲田英一(順天堂大学医学部麻酔科学・ペインクリニック講座主任教授)
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