鷲使いの民族誌-モンゴル西部カザフ騎馬鷹狩文化の民族鳥類学-オンラインブックダウンロード

鷲使いの民族誌-モンゴル西部カザフ騎馬鷹狩文化の民族鳥類学-

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鷲使いの民族誌-モンゴル西部カザフ騎馬鷹狩文化の民族鳥類学-オンラインブックダウンロード
によって 相馬 拓也
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内容紹介 モンゴル西部のカザフ人たちによって、 1300年にわたり受け継がれてきた騎馬鷹狩文化。 イヌワシと暮らす鷲使い(イーグルハンター)たちとの 400日間におよぶフィールドワークから その実態を明らかにする。 著者について 相馬拓也(そうま・たくや) 早稲田大学高等研究所(WIAS)助教。 ロンドン大学 東洋アフリカ研究学院 (SOAS)修士課程修了、 早稲田大学 大学院文学研究科博士後期課程 満期退学。 カッセル大学エコロジー農学部Watercope Project客員研究員を経て現職。博士(農学)。 モンゴル西部バヤン・ウルギー県,ホブド県で長期フィールドワークに従事。 モンゴル西部アルタイ山脈、中央アジア、ネパールの牧畜社会・農山村を中心とした 人文地理学、生態人類学、動物行動学、ヒトと動物の関係誌(HAI)などを専門とする。 主な著書に“Human and Raptor Interactions in the Context of a Nomadic Society: Anthropological and Ethno-Ornithological Studies of Altaic Kazakh Falconry and its Cultural Sustainability in Western Mongolia”(University of Kassel Press、2015年)。 近年の社会活動にNHKドキュメンタリー番組『地球イチバン 地球最古のイーグルハンター』 (2015年1月29日22:00~22:50総合G放送)への監修・制作協力がある。
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民族鳥類学という分野を初めて知ったが、素人の私にも分かりやすく面白かった。その理由に本書の構成がしっかりしており、各章の文書目的が明確である事に加え、著者が450日間以上、アルタイ系カザフ地域で生活し、人々の暮らしに溶けこみながら調査した活きた記録文書であるからと思う。アルタイ系カザフの騎馬鷹狩狩猟について、イヌワシの捕獲方法、馴到プロセス、狩猟方法がその土地の生活習慣、言葉も交えながら、丁寧に調査され記録されている。またこの土地での鷹狩文化の伝統、現状、抱える課題、今後の展望についてもきちんと整理されている。カラーの写真の挿入がもう少し欲しかったが、文献による調査記録が少ないアルタイ系カザフの騎馬鷹狩狩猟文化についての貴重な文献記録である事は間違いない。アルタイカザフ地域の生活に興味のある方、騎馬鷹狩狩猟文化に興味のある方には、是非お手にとって頂きたい1冊と思う。

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