土壌学入門
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によって ウィリアム ダビン
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内容紹介 2001年に英国自然史博物館が発行した原著の書名は、ずばり"Soils"。写真と図表が数多く掲載され、「土壌の姿や役割がイメージとしてとらえやすい」と一般の博物館来訪者に好評の入門書。著者は土壌鉱物が専門だが、土壌の環境と生態も紹介。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ダビン,ウィリアム カナダと米国で土壌学の教育を受けた後、1997年に土壌鉱物学者として英国自然史博物館の鉱物学部門に参加した。ヨーロッパ、アジア、北米、中米において野外調査の経験があり、土壌の鉱物学や化学に関して幅広く論文を著してきた。現在は、土壌鉱物と土壌有機物の結合とその役割(汚染物質の動態制御や土壌の質の維持に関わる機能)に焦点を絞って研究を行っている。いくつかの土壌学会の会員であり、持続的発展や土壌保全といった地球規模の問題に興味を持ち続けている 矢内/純太 京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授、博士(農学) 舟川/晋也 京都大学大学院農学研究科教授、博士(農学) 真常/仁志 京都大学大学院農学研究科助教、博士(農学) 森塚/直樹 農業環境技術研究所研究員、博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、土壌学入門に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
まったくの門外漢ですが、地球規模の視野で、土壌と肥沃ということはどういうことか?を理解するのに良い本でした。知りませんでしたが、土壌の分類法は国によって違うようです。この本ではアメリカの分類法を知ることができます。これによるとアメリカの穀倉地帯はモリソル。一方、日本は色々な土壌をもっていますが、おおよそアンディソルです。アンディソルは、日本、チリ、メキシコに分布しています。下記簡単に。Histosol・有機質、湿性で冷涼保水能力が高いが養分が不足。通気性を確保するためには排水する必要がある。・排水すると動植物の生息地であった湿地が失われる。・ヒストソルを農地として持続的に利用するには、排水を最小限に留める必要がある。Entisol・未熟な無機質土壌で大半のエンティソルは生産性が低い。Inceptisol・少ない養分や過酷な気候に制限されていることが多い。・肥沃度が低い場所でも適性に管理すれば生産性をあげることも可能。Andisol・火山灰から生成した土壌。数千年の古さしかない。・世界でもっとも肥沃な土壌のひとつ。・ただしリンを強く固定することがある。Gelisol・永久凍土Aridisol・砂漠・粗放な放牧には利用できるがもともと貧弱な植生がさらに減少し侵食を受けやすくなる。Vertisol・湿潤性粘土が多量に存在。耕作困難な場合が多い。インド、スーダン。・土木建造物を作るときに問題になる。・うまく利用すれば高い生産性が得られる。Mollisol・草原植生下で発達。もっとも肥沃な土壌。・北アメリカ平原。Alfisol・温帯湿潤気候下の落葉樹林で生成する。・有機物に富んだ表層が失われると風食と水食を受けやすくなる。・粘土集積が進んでいるため排水に問題がおきることがある。Spodosol・冷涼湿潤気候下の針葉樹林で生成する土壌。・母財が砂質で酸性。・農業利用には不向き。・自然植生が多い。Untisol・熱帯雨林やサバンナ植生・粘土にとんだ酸性土壌・肥料や石灰で肥沃度を上げることが出来るOxisol・湿潤熱帯・最も風化の進んだ土壌・自然植生が取り除かれた後適性に管理されないと不毛の地になる・もっとも適正な利用法は熱帯雨林の維持、木本作物の生産(バナナ、コーヒー、パイナップル)
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